• 滋賀 湖北(長浜、米原、彦根) 社労士

一昨日の平成28年3月18日(金)に第11回紛争解決手続代理業務試験の結果が発表されました。私自身の結果報告と併せて合格基準の発表内容などを書いていきたいと思います。

試験当日にも書きましたが、今回の試験は大変難しく感じました。合格する自信があまりありませんでしたが、無事に合格することができました。社労士試験の発表の時のようにインターネット版『官報』のサイトで確認いたしました。(3月18日付号外60号〔官庁報告〕国家試験P118~)

官報に自分の受験番号があることを確認したのち、連合会の会員ページから合格発表の詳細を確認しました。自分の受験番号が載っているかを、何度も何度も見直し、間違いのないことを確認しました。その後グループリーダーを努めていただいた先生に結果報告をしました。
合格証書が届かないうちは安心できなかったのですが、今日午前中に簡易書留郵便で無事届きました。

では、今回の試験結果を考察していきたいと思います。

第11 回(平成27 年度)紛争解決手続代理業務試験の合格者について
(1)受験者数   1,175人
(2)合格者数     656人
(3)合格率     55.8%

第11 回(平成27 年度)紛争解決手続代理業務試験の合格基準について
1 合格基準
100点満点中、55点以上、かつ、第2問は10点以上とする。
2 配点
(1)第1問は、70点満点とする。
(2)第2問は、30点満点とする。
第11 回紛争解決手続代理業務試験合格者・合格基準
第11回紛争解決手続代理業務試験 出題趣旨
紛争解決手続代理業務試験 推移

第6回の試験に次ぐ低い合格率となった今回の試験。合格基準点は例年と大差はありませんでした。受験者数は前年を上回りましたが、合格率が低かったため、合格者数は過去最低になりました。

本日届いた合格証書と一緒に、成績(結果)通知書が同封されていました。自分の得点と出題趣旨から考察すると、
第1問小問(1)において「解答にあたっては、損害賠償金額と遅延損害金の請求を求めるものであり、請求の法的根拠を不法行為とするか安全配慮義務とするかによって記載が異なるものである」とあります。私の場合、法的根拠にあった記載ができていなかたみたいです。
第2問の倫理は、はっきりいってギリギリでした。こんな成績で『特定』名乗ってすいませんのレベルです。勉強し直します。しかし、正直なところ、どこがダメでどこで点数取れたのか見当がつかない状況です。小問ごとの点数が分かればうれしいのですが・・・。

 

社労士試験や特定社労士試験が、今後難化するのか分かりませんが、今回の試験において出題パターンが若干変わったのは確かです。そういう時は合格率はどうしても下がります。しかし、受験勉強である以上パターン化して対策することも必要なことではあります。毎年パターン変更があるとは考えにくいので、来年受験を考えておられる先生方は頑張ってください。